東洋大学　王朝文学文化研究会

上：『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵－胡蝶－
(個人蔵、江戸初期)

下：「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

活動内容

王朝文学文化研究会は、2009年ゼミナールサークルとして発足いたしました。現在は、年に一回の探訪旅行と特別講座を中心とした活動を行っております。

：「声に出して読もう！源氏物語」
テキスト『新潮古典集成　源氏物語』

◇水曜部会（終了）

：『源氏物語』の輪読－“全巻”読破にむけて－
テキスト『新潮古典集成　源氏物語(一)』

◇土曜部会（終了）

単発で特別講義、発表会などを行いました

（※平成24年度までの活動）

：『古今集』の輪読－“構造論的作品読解”のすすめ－

　→テキスト『岩波文庫　古今和歌集』

：「声に出して読もう！ゲンジモノガタリ！」

　→テキスト『新潮古典集成　源氏物語(一)』（コピーを用意します）

東洋大学付属図書館蔵『伊勢物語肖聞抄』の翻刻と現代語訳

◇王朝研探訪調査旅行

◇特別講座
－講師による特別講座－

◇会員親睦活動－懇親会など

責任指導：河地修

※入会は随時受け付けています(会費は無料)