源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐
特別活動『王朝研探訪調査旅行』

【第六回 王朝研探訪調査旅行】

平成26年度の探訪旅行は京都を巡った。初日は生憎の雨となったが王朝研メンバー7名が参加、二日目は通信の方と合流した。


◆2014年8月24日(日)
探訪ルート: 8月24日(日):10時30分京都駅集合~浄瑠璃寺~岩船寺~懇親会


浄瑠璃寺
 

◆2014年8月25日(月)
探訪ルート:9時出町柳駅集合~比叡山、東塔・西塔~横川~紀貫之墓9時京都駅集合~宇治、平等院・宇治上神社~上御霊神社・風俗博物館


宇治橋 紫式部像

彼方神社
  
上御霊神社
 

その他の写真をご覧になりたい方は河地先生にご連絡ください。