源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐
部会報告
平成22年4月17日 第16回 土曜部会

【報告】
開催場所:白山キャンパス6403教室
出席者:9名

平成22年度第1回土曜部会が開かれました。
本年度は、新規入会の方1名、土曜部会への新規参加者1名を迎え、9名でのスタートとなりました。 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。初回ということで、自己紹介、今後の担当箇所の決定などを行いました。

今後の予定は以下の通りです。
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4月24日 『古今集』についてのガイダンス(河地先生・野呂)
5月 1日 お休み
5月 8日 8~11番歌(古田さん)
5月15日 12~15番歌(田辺さん)
5月22日 お休み(中古文学会のため)
5月29日 16~18番歌(下河さん)
6月 5日 19~22番歌(川畑さん)
6月12日 お休み
6月19日 23~24番歌(酒巻さん)・25~26番歌(市川さん)
6月26日 27~29番歌(大川さん)
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野呂 香