源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐
夏季特別活動「声に出して読もう!古典!!」
大野先生を講師として、古典音読の会を催しました。
8月7日(土):伊勢物語
8月21日(土):土佐日記、竹取物語
9月4日(土):大和物語

 

平成22年8月7日(土)
8月7日は『伊勢物語』を読了しました。古典は、元来音読するものであった、ということを参加者一同痛感した次第です。喉を使った後は、もちろん、ビールが美味しい!

 

夏季特別活動写真

夏季特別活動写真