源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐
特別活動『絵札を用いた百人一首の学習会』
平成21年10月30日(土)14:00~
1月30日(土)午後2時から、大野先生の指導により、図書館グループ学習室にて百人一首の学習会、 ならびにカルタ取りのゲームを行いました。
定期試験の最終日でもあり、参加者は5名と少数でしたが、なかなか充実した楽しい催しになりました。