源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

通信部会


◆◇通信部会課題◆◇

東洋大学付属図書館蔵『伊勢物語肖聞抄』の翻刻

第3回課題(PDFファイル) - 左半分(2丁裏・3丁表)が第3回の課題です。

提出期限: 9月15日 25時
提出方法: 河地先生にメール添付で送信

 

「翻訳の考え方」(アシスタント指導:院生会員 古田) ※課題を始める前に必ず読んで下さい。


【活動記録】

通信部会課題:東洋大学付属図書館蔵『伊勢物語肖聞抄』の翻刻

 

報告日 翻刻箇所 内容
2 H22.8.2 2丁表 『伊勢物語肖聞抄』の「序」に相当する箇所のうち、「の事を書侍内に」~「何も業平なるへし」までを翻刻。(報告)
1 H22.5.29 1丁裏 『伊勢物語肖聞抄』の「序」に相当する箇所のうち、「と云へる女の書ける」~「様にはあらす業平一期」までを翻刻。(報告)